「カードローンとクレジットカードは何が違うのか?」
こんな素朴な疑問を持った経験、あなたもありませんか?
カードローンとクレジットカードの違いについて、何となくは答えられるものの、具体的な性能の違いや利用シーンの違いなどで使い分けている人は多くないはず。
そこで今回は私が考えるカードローンやクレジットカードの違いについて解説してみたいと思います。あくまで私なりの考え方ですが、参考になる部分が少しでもありましたら幸いです。
カードローンとクレジットカードの基本的な違い
カードローンとクレジットカードの違い | ||
---|---|---|
カードローン | クレジットカード | |
年会費 | 無料 | 1000円~1万円 |
金利 | 1.7%~18.0% | 14.5%くらい |
限度額 | 10万円~1000万円 | 100万円くらい |
ポイント | なし | あり |
審査 | 普通 | 普通 |
発行元 | 消費者金融・銀行 | 信販会社 |
保証会社 | 消費者金融・信販会社 | 信販会社 |
最近は一概には言えなくなってきましたが、基本的にカードローンは銀行や消費者金融が発行し、クレジットカードは信販会社が発行します。
ただ、カードローンの保証会社に信販会社が入っている事も多く、銀行カードローンの保証会社に消費者金融が入っているケースは珍しくありません。
そのため、一般的なカードの比較だけであれば、カードローンとクレジットカードの審査の厳しさの違いはあまり無いと言えそうです。
豆知識!
カード審査の基本は、保証会社が決めているケースがほとんど。つまり「保証会社からの保証を受けられる人がカード審査に通る」と言うのが、現在の日本の金融市場です。
>>審査の厳しさはどうやって決まるのか?(準備中)
またクレジットカードにもキャッシング機能が付いているので、カードローンを使わなくても、用事が足りるという人もいます。
では、一体どんな時にカードローンとクレジットカードの違いが出てくるのか?
今回はあくまで私なりの考え方を紹介したいと思います。
クレジットカードを利用するときの主なメリット!
まず、クレジットカードを利用するときの主なメリットから解説して行きたいと思います。カードローンと比較した場合、クレジットカードならではの特徴は次の3つにまとめられます。
ポイントサービスがある
最大の特徴は「ポイントサービスがある」こと。クレジットカードの場合、買い物をした後の決済でカードを使えば、利用金額に応じてポイントを受取ることができます。
最近はポイント還元率で比較したカードも多く登場しましたが、それくらいクレジットカードのポイントは魅力的です。
その点、カードローンは現金決済しか使えません。なので、同じお金を払うならポイント分だけお得になるのがクレジットカードの大きな特徴です。
分割回数が選べる
またクレジットカードなら、リボや分割払いなど、支払回数をあなたの都合に合わせて決めることができます。
カードローンの場合、あらかじめカード会社が設定した支払回数で返済していく必要があるので、支払回数の自由度はクレジットカードの方が高いです。
ただしカードローンなら、返済に困ったときに金利分だけの支払いなどもできるので、返済に柔軟さを持たせたいならカードローンの方が安心と言えるかもしれません。
ネットショッピングに便利!
またクレジットカードがこれだけ普及している最大の理由は「ネットショッピングに便利」だからです。
最近ではamazonや楽天など、ネットモールがカードを発行する時代になりました。それだけ時代がネットショッピングに移り変わっているということです。
カードローンには現金決済しか手段がないので、この辺りの利便性には敵わないと言えます。
カードローンを利用するときの主なメリット!
もちろんカードローンにも利便性が無いわけではありません。むしろクレジットカードでは手が届かない、かゆい所に手が届くのがカードローンの最大の特徴です。
「キャッシュ is キング」とは良くいったものですが、やはり現金決済にはクレジットカードにはない強みがあります。
カードローンを利用するシーンやメリットは色々とありますが、今回はポイントを絞って解説したいと思います。
年会費が掛からない
まずクレジットカードと大きく違うのは「年会費がかからない」ということです。
一時期は年会費が永久無料のクレジットカードが多かったですが、最近はルールの改悪により少なくなりました。
その点、カードローンならいつまでも年会費無料で持つ事ができるので、「いざという時の」ために持っておける心強い味方になってくれます。
繰り上げ返済などがいつでもできる
クレジットカードは毎月の引き落とし日に支払いが行われますが、カードローンは提携ATMからいつでも支払ができます。
そのため、あなたの給料日に合わせてお金を入金することもできれば、支払金額をその日に調整することもできます。
クレジットカードの場合、早期返済や繰り上げ返済をしようとすると電話で相談する必要がありますが、カードローンにはその手間がありません。
「余裕があるときは多めに支払って、余裕がなければ支払の相談ができる」こういった支払いの柔軟性を持たせることができるのが、カードローンの特徴だと言えます。
まとまったお金を低金利で借りれる
クレジットカードでは絶対に敵わない、カードローンの大きなメリットは「まとまったお金を低金利で借りれる」という点です。
あなたは意外に思うかもしれませんが、実はカードローンってクレジットカードより低金利でキャッシングできるんです。
特に限度額が100万円を超えてからの銀行カードローンの金利は12%台に収まってきます。
クレジットカードのリボや分割払いに掛かる金利は14.5%なので、まとまったお金を借りたいなら、カードローンの方が低金利で借りれるんです。
もしあなたが複数のクレジットカードの支払で悩んでいるなら、カードローンを使って一社にまとめる方法がとても有効。ぜひ試してみて下さいね。
どちらも借金であることを忘れないで!
今回はクレジットカードとカードローンの違いを、私なりの考え方で解説をしました。最後に利用シーン別に応じて、クレジットカードとカードローンの比較表を作成しました。
クレジットカード | カードローン | |
---|---|---|
年会費 | 有料 | 無料 |
ポイント | あり | なし |
返済相談 | できない | いつでもOK |
ネットショップ | ◎ | × |
生活費の補てん | △ | ◎ |
キャッシング | 金利が高め | 低金利で借りれる |
確かにクレジットカードでも生活費の補てんとして一定額までならキャッシングできますが、枠が小さく設定されがちです。その点、カードローンならまとまった低金利で借りれるので、生活費の補てん目的で使うならとても便利だと言えます。
但し、注意してほしいことは「どちらも借金である」ということです。
一般的に「カードローンは借金、クレジットカードは借金じゃない」という認識が多いようですが、それは間違いです。
どういう違いはあれ、結局はお金を借りているのだから、どちらも借金であることに変わりはありません。私が言いたいのは「借金」が良いか悪いかを話したいと言うよりも、「借金をどう使うか」の方が大切だと思っています。
同じ借金でも住宅ローンなど、賢く使えば人生をより豊かにしてくれるものもあります。だからこそ、これを読んでいるあなたも「借りたお金をどう使うのか?」にもっと神経を集中させて、上手に借金ができるようになって下さい。
上手なお金の使い方は、きっとあなたの人生をより良いものに変えていくことができますよ。
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