「カードローンの金利って安い方がいんでしょ?」
「キャッシングした後の金利って本当に払えるの?」
こんな風な疑問をあなたも思ったことはありませんか?
また、初めてカードローンを利用するとき、あなたも「とりあえず金利から比較して~」なんて考えてはいませんか?
実は、カードローンを選ぶときに金利だけで比較するのは、とても損な方法なんです。
もちろんサービス内容での比較も大切なんですが、ここで言う大切なポイントは「毎月の返済額」を知ること。
今回はあなたがカードローン選びに失敗しない為に、ムリなく払えるカードローン選びの比較ポイントをまとめました!
金利を考えるときのポイント!
あくまで今紹介したのは、私なりのカードローンの比較ポイントですが、単純な金利の安さや高さ以外の要素から比較をすれば、あなたが本当に払えるカードローンの金利も見えてきますよ!
なぜ多くの人がカードローンの金利選びで失敗するのか?
そもそも論として、なぜ多くの人がカードローンの返済に困ってしまうのか?
色々な理由や原因は考えられますが、一つの原因として「『毎月の返済額』を気にしていない人が多すぎる」と言う事があります。
もちろん、カードローンを選ぶときは、利息に直結する金利も気にしては欲しいのですが、金利の比較だけでは不十分なんです。
確かに、カードローンの金利は利息に関わってきますが、毎月の返済額とは別の問題。
毎月の最低返済額をチェックせずに、金利の安さだけでカードを選んでしまい、あとで泣きを見る人があまりにも多すぎます。
これは、多くのキャッシングサイトが金利の安さだけで比較させているのが原因だと私は思います。
本来一番大切にするべきなのは「毎月の返済額」なのであり「金利の安さ」ではありません!
だからこそ、あなたがカードローンを選ぶときは「金利の安さ」だけでなく「毎月の返済額」でも比較するようにして下さい。
あなたは大丈夫?カードローンの金利比較で失敗しない3つのポイント!
では一体、どうやって毎月の返済額を調べて行けばいいのか?
今回はカードローンの金利比較で失敗しない為のポイントについて3つにまとめました。
1.まずは上限金利と下限金利を知る
基本的にカードローンには上限金利と下限金利が存在します。
こんな感じで、年率3.0%~18.0%と書かれてある場合、高い利率の方を「上限金利」、安い利率を「下限金利」と呼んでいます。
多くの人は、何の根拠もなく「自分も下限金利が適用されるだろう」と思っていますが、そんな事は絶対にありません。
むしろ下限金利が適用されるのは、相当な年収のある人じゃないと厳しいです。
特にカードローンの限度額が低かったり、利用期間が短い人は、金利は上限金利に近い数字で設定されるケースがほとんどです。
結論として、カードローンを選ぶときには、まずは上限金利の安さを中心にチェックすることをおすすめします。
ポイント!
- 金利には上限金利と下限金利がある
- ほどんどの人には上限金利が適用される
- カード選びは上限金利で比較すること!
2.カードローンの返済期間を比較する
上限金利で比較が済んだ後は、各カードローンにおける「毎月の返済期間」をチェックするようにして下さい。
当たり前ですが、お金を借りる以上、返済完了日を決めなければなりません。
ただ、この返済完了日や返済期間と言うのは、各カードローンによってもの凄く大きな差があるんです。
一般的な傾向として、銀行カードローンよりも消費者金融の方が返済期間にゆとりを持たせてくれている事が多いです。
これは消費者金融の方が貸金業の実績や経験があるからだと考えられます。
ちなみに、自動更新となっているのは、各銀行側であなたの返済実績を考慮したうえで利用を続けてもらうか否かを勝手に判断しています。
また、返済期間を過ぎたからと言って一括返済を求められるという訳ではありません。
あくまで返済期間は目安であり、あなたの返済実績が良い(滞納や延滞がない)状態である限り、一括返済を求められることはまずないと考えて大丈夫です。
ポイント!
- カード会社によって返済期間はかなり違う
- 返済期間にゆとりがあるのは消費者金融
- 返済実績が良ければ一括返済は起こらない
3.毎月の返済額を確認する
最後の一番大切な比較ポイントとしてあるのが「毎月の返済額を確認する」という点です。
実は毎月の返済額と言うのが、カードローン選びにおいて最も大切なポイントだと言えます。
と言うのも、あなたが本当に考えるべきポイントは、金利の安さではなく、毎月の収支バランスだからです。
仮に金利が3.0%と低金利のカードローンを手に入れたとしても、毎月の最低返済額が10万円に設定されていたら大変ですよね?
逆に金利が18.0%と割高に設定されていたとしても、毎月の最低返済額が4000円に設定されていたら、ムリなく返済が続けられると思いませんか?
こんな風に、カードローンを選ぶときには、必ず「金利の安さ」だけでなく「毎月の返済額」でも比較するようにして下さい。
以下、各カードローンが公表している毎月の最低返済額を掲載しておきます。
残高100万円以下の返済額比較表 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 20万円 | 30万円 | 40万円 | 50万円 | 60万円 | 70万円 | 80万円 | 90万円 | 100万円 | |
三菱UFJ銀行※1 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 | 5,000円 | 6,000円 | 7,000円 | 8,000円 | 9,000円 | 10,000円 |
三井住友銀行 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 | 11,000円 | 12,000円 | 13,000円 | 14,000円 | 15,000円 |
みずほ銀行 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
千葉銀行 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
愛媛銀行 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
福岡銀行 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
SMBCモビット | 4,000円 | 8,000円 | 11,000円 | 11,000円 | 13,000円 | 16,000円 | 18,000円 | 21,000円 | 23,000円 | 26,000円 |
プロミス | 4,000円 | 8,000円 | 11,000円 | 11,000円 | 13,000円 | 16,000円 | 18,000円 | 21,000円 | 23,000円 | 26,000円 |
アイフル※2 | 5,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 13,000円 | 15,000円 | 18,000円 | 21,000円 | 24,000円 | 27,000円 | 30,000円 |
ファーストプレミアム※3 | 5,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 13,000円 | 15,000円 | 18,000円 | 21,000円 | 24,000円 | 27,000円 | 30,000円 |
ベルーナノーティス | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 13,000円 | 14,000円 | 17,000円 | 20,000円 | 23,000円 | 26,000円 | 29,000円 |
※2,3…アイフル、ファーストプレミアムカードローンの返済額は35日サイクル制を導入した時のものです。
ポイント!
- 本当に重視するべきは毎月の収支バランス
- 金利が安くても返済額が高いと意味がない
- むしろ毎月の返済額が安いカードの方がムリがない
金利だけで選ばないのもカードローン選びのポイント!
今回はカードローンを選ぶときにおいて、金利の安さだけではない比較のポイントを紹介しました。
もちろんカードローンを選ぶときは、金利の安さも大切です。
ただ、あくまで金利と言うのは最終的に支払う合計の利息を決める部分であり、あなたの毎月の返済額を決める要素ではない点に注意してください。
生活が苦しいときにカードローンを使うのだから、毎月の家計を圧迫するような返済額を設定しているカードローンを選んでしまうと、返って毎月の家計を悪化させてしまいます。
だからこそ、カードローンを選ぶときには、家計を圧迫しない毎月の返済額が安いカードローンを選ぶようにして下さい。
まとめ!
もちろん、金利や返済額以外にも、色々な比較ポイントはあります。
- 在籍確認の電話をなしにできるのか?
- 即日キャッシングができるのか?
- 返済の相談が自由にできるか? などなど
恐らく人の数だけ色々な比較ポイントや基準があるかと思います。
もちろん大手で安心できるところから借りるという
ただ、忘れてはいけないのは「毎月の返済でムリなく払い続けられるのか?」という視点です。
あなたの家計のバランスを元に戻す為にも、無理のない返済額からカードローンを選ぶようにして下さいね!