結論から言えば、クレジットカードとカードローンのリボ払いは、どちらも基本的な仕組みや支払ルールは同じです。
そのため、どちらのリボ払いが優秀であるとか不利であるということは特にありません。
ただし、クレジットカードとカードローンの細かな違いを比較すると、それぞれのリボ払いでも微妙な違いが生まれてくると言えます。
カードローン | クレジットカード | |
---|---|---|
金利 | 年率3.0%~18.0% | 年率15.0% |
最低返済額 | 利用残高で変動する | 利用者が指定できる |
繰上返済 | 提携ATMより可能 | カード会社による |
まずカードローンはキャッシング専門のカードなので、契約条件によってはクレジットカード以上の低金利でお金を借りることができます。
ただし、最低返済額はクレジットカードの方がより細かい金額指定ができるので、あなたの収入状況に合わせた支払金額を設定することができます。
繰上返済については、最近はどこのカードでも提携ATMを利用すれば随時返済ができるケースが多いですが、一般的にカードローンの方が繰上返済の操作方法がシンプルになっていることが多いです。
今回はカードローンとクレジットカードの基本的なサービスの違いを通じて、両者のリボ払いの違いを分かりやすく解説していければと思います。
そもそもリボ払いとは何なのか?
まずリボ払いと言うのは、「リボルビング払い」の略称で、毎月発生するカードの請求額を一定にして支払うことができる支払い方法のことです。
- 支払い額が一定になる
- 返済負担が増えにくい
- 家計コントロールが楽になる
毎月2万円のリボ払いを設定しておけば、仮に当月のカードの請求額が10万円だったとしても、請求される金額は2万円で済みます。
極端に言えば「当月の一括支払いの問題を先送りにできる」とも言えます。
そのため、毎月の返済負担が増えにくく、家計コントロールも楽になりやすいメリットがあります。
もちろんリボ払いはメリットばかりではありません。
「完済期間が延びてしまう」「完済時の総利息額が高い」などの問題点もあるので、リボ払いを選択する時は、事前にリボ払いのデメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。
クレジットカードとカードローンのリボ払いの違いを比較!
冒頭で解説した通り、リボ払いの基本的なルールや仕組みについては、クレジットカード・カードローンともに大きな違いはありません。
ただし、各カード会社の特徴や傾向などにより、同じリボ払いでも、微妙なサービスの違いが発生することはあります。
そこで今回はカードローンとクレジットカードのサービス面の違いからみた、各リボ払いの細かな違いについて解説したいと思います。
比較①:金利はカードローンの方が安い
カードローン
同じリボ払いでも、カードローンとクレジットカードで設定されている金利が違うので、毎月のリボ手数料は大きく異なります。
- カードローン…年率3.0%~18.0%
- クレジットカード…年率15.0%
カードローンの金利は申込時の審査結果や契約限度額によって大きく変動はしますが、限度額が100万円を超えると法律により年率15.0%にまで必ずり下がります。(貸金業法より)
そのため、リボ残高が100万円を超えそうな場合は、カードローンによる借り換えなどを検討した方が良いと言えます。
また低金利で有名な銀行カードローンを使えば、年率2.0%~14.5%で契約できることがほとんどです。
なので、少しでもリボ払いの金利手数料を節約したい時は、銀行カードローンを利用しましょう。
比較②:最低返済額はクレジットカードなら指定できる
クレジットカード
全体的な傾向としてリボ払いの金利はカードローンの方が安いのですが、毎月の最低返済額が安いのはクレジットカードであることが多いです。
- カードローン…利用残高に応じて増える
- クレジットカード…ある程度利用者の裁量で決めれる
カードローンなら利用残高に応じて最低返済額が増えていく仕組みを採用しているケースが多いです。
それに対しクレジットカードなら、一定の支払金額を設定(カード会社による)する限り、ある程度まではカード利用者の裁量で安く抑えることができます。
極端な話、リボ残高が100万円ある状態でも、毎月の返済額を1万円に設定することも可能ということです。(別途、リボ手数料(利息)が上乗せされるケースあり)
何にせよ、単純に毎月の最低返済額を安くしたいのであれば、クレジットカードのリボ払いの方が優秀と言えます。
ただし、リボ払いの最低返済額が安いということは、それだけ完済期間が長引いたり、完済時の総支払額が割高になるデメリットがあるとも言えます。
クレジットカードのリボ払いを利用する時は、家計が落ち着き次第、繰上返済や最低返済額の引き上げなどを行い、リボ払いの手数料節約を試されることをおすすめします。
比較③:繰上返済はカードローンならいつでもOK
どちらもできる
リボ払いのデメリットとして「返済期間の長期化」「完済時の利息が高い」と言った問題があるので、家計が落ち着いたタイミングでの繰上返済がとても重要になります。
一般的にほとんどのカードローンなら、繰上返済は何の事前連絡もなく提携ATMにカードを差し込めば1000円単位で実行できるケースが多いです。
クレジットカードの場合も、提携ATMから繰上返済を随時行えるカードがありますが、カード会社によっては対応していないケースもあるので事前に確認が必要です。
ただ、どちらのカードも繰上返済は随時受け付けているケースがほとんどなので、返済を長引かせることを防ぐためにも繰上返済は家計が落ち着き次第どんどん行って行くことをおすすめします。
クレジットカードのリボ払いが活躍するシーン3選
クレジットカードのリボ払いが活躍する主なシーンとしては、主に次の3つが挙げられます。
- まとまった買い物をした時
- 次回の支払日の金額を減らしたい時
- 実質一括でリボ払いを利用する時
amazonや楽天など、今ほどネットショッピングが当たり前になった時代は他にないと思います。
それ故に、はじめは数千円単位の細かい金額のカード決済であっても、それが続けば当月のカード請求額が数万円になるということは珍しくありません。
そんな時クレジットカードのリボ払いがあれば、使いすぎたカードの請求も安く抑えることができるので、高額なカード請求額の一時しのぎにはとても有効です。
また、少し裏ワザ的な使い方ですが、毎月のリボ払い金額をカード枠一杯にまで引き上げ、実質一括払い状態でリボ払い設定をすれば、クレジットカード会社の様々な特典を受けることもできます。
カードローンのリボ払いが活躍するシーン3選
一方、カードローンの場合は、早急に現金が必要なときやクレジットカードのリボ払いの金利を見直したい時などに活躍しやすいと言えます。
- 生活費の一時的な補てんを行う時
- 車検代金や旅行費用を立て替える時
- クレジットカードのリボ残高が100万円を超える時
カードローンが最も活躍するのは、現金決済しか対応できないときや、一定のまとまった現金が必要なときなどです。
また、会社の飲み会幹事を任され、飲み会費用の前払いが必要な時などにもカードローンで一時的に立て替えるなどの方法で活躍することもあります。
その他、クレジットカードのリボ残高が100万円を超えた場合は、カードローン金利の方が安くなるので、借換えや金利の見直しなどに活用するのもおすすめです。
利用シーンに応じてクレジットカードとカードローンを使い分ける
リボ払いの基本的な仕組みやルールはどちらも同じなので、少額であればカードローンやクレジットカードのどちらを選んでも特に大きな問題はありません。
ただし、利用金額が大きくなるようであれば、カードローンの方が金利が安くなりやすい傾向にあるのは事実です。
その一方で、クレジットカードならネットショッピングとの相性も良く、実質一括にしておけば各カード会社で行われている特典優遇だけを美味しく頂くこともできます。
どちらのリボ払いが優れていると言った話ではないので、あなたの利用目的やカードの利用残高に応じて、カードローンとクレジットカードのどちらのリボ払いが最適なのか選んでみて下さいね!
リボ払いの返済が大変と感じたときは?
もしあなたのクレジットカードのリボ残高が多すぎる場合には、低金利のカードローンを使った借り換えがとても便利です。
- カードローンの方が低金利!
- リボ手数料を節約できる!
- 完済期間を短縮できる!
クレジットカードの金利は年率15.0%が多いですが、カードローンで見直しを行えば、金利を大幅に節約できます。
もしあなたがリボ払いの利息を少しでも減らしたいと考えているなら、次に紹介するカードローンを使えば金利を節約できる可能性が高いです。
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契約できる金利も年率1.8%~14.6%となっているので、クレジットカードのリボ残高が高くなり過ぎた時には、バンクイックの低金利を活かして支払利息を節約できる可能性が高いです。
返済額も月々1000円~と家計を圧迫しにくい設計になっているので、まずは三菱UFJ銀行カードローンのお試し診断を試してみて下さいね!
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また、SMBCモビットならカードローン審査の通過後に、クレジットカード機能を付け加えることもできるので、リボ払いの借り換えが完了した後に、新しくクレジットカードを作り直す手間も掛かりませんん。
アイフルと同様、SMBCモビットの金利も年率3.0%~18.0%と低金利に設定されてあるので、あなたも安心して借り換えることができますよ!
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
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