こんばんわ。
澤田です。
さて、すごく久しぶりな日記になりますが、以前「JCBザ・クラスを手に入れる為に」という記事で、CICの信用情報に「携帯電話の事故情報」が載っていることを告白しました。
これは当初のCICの情報をたまたま保管していたので、改めてキャプチャに取ったものですが、しっかりと「異動」と履歴が残っています。
この事故情報は私がまだ大学生だったときに、実家の固定電話で契約した携帯電話なのですが、この携帯電話の分割代金の滞納が原因で、住宅ローンの審査に落ちるという失態も起こしています(笑)
事故情報の右上には「保有期限:平成29年05月」となっていたので、8月に入った事だし、事故情報も消えているかなと思い(通称:喪明け)CICに再度個人情報の請求開示手続きを行ってみました。
信用情報機関からの個人情報の請求開示方法については、こちらで詳しくまとめました。
>>信用情報機関の個人情報の請求開示方法を解説!(準備中)
当時の個人情報開示のデータを元に信用情報の読み方を解説!
それで、話は少しだけ逸れますが、せっかくなので当時の個人情報を元に、CICの信用情報の読み方を解説したいと思います。
今回はCICの信用情報を元に解説をしますが、JICCやJBAなどの読み方も基本的には同じです。
1.入金状況
信用情報で真っ先に目に入るのはここ。CICなどの信用情報では直近の支払履歴を最大2年間保管しています。
この後で話す「保有期限」とも少し関連しますが、実は完済してからも保有期限が終了するまでは、完済時点からさかのぼって2年分の支払履歴が残されてしまいます。
そのため、私の場合は、完済が平成24年の6月に終わっているのに、平成29年の5月まで入金状況の履歴が残ってしまいました。
また、入金状況にある記号の意味は以下の通りです。
$…請求通り(もしくは請求金額以上の)入金があった
P…請求額の一部が入金された
R…契約者以外からの入金があった
A…契約者の事情で入金がなかった
B…契約者の事情とは関係のない理由で支払いが入金が無かった
C…入金されていないが、その理由が分からない
-…請求もなく入金も無かった
空欄…クレジット会社等からの更新が無かった
本来なら「$」や「-」や空欄などがズラズラと並んでいれば、支払いに関しては特に問題がないと判断される仕組みになっています。
私の場合は「P(一部しか入金されなかった)」や「A(契約者の事情で入金がなかった)」を繰り返してしまったので、最終的に債権が異動ということになってしまいました。
債権が異動したのが平成23年の8月なので、それを考えると事故情報に登録されるまでは、結構な時間を待ってくれたんだなぁと今更ながら思います。
ただ、毎月2000円の携帯の分割代金も払えなかった当時の私って一体何をしていたんでしょうかね…
2.お支払の状況
次にチェックするポイントとして「お支払の状況」と言うのがあります。
いわゆる「事故情報」や「ブラックリスト」と呼ばれる項目は、この「お支払の状況」部分で確認することができます。
今回のキャプチャの様に「異動」とついていれば、債権が他の人に移ったと言う事になるので、金融事故として処理されることになってしまいます。
そして、補足内容の部分を見て頂けたら分かるように「解消」と言うのがあれば、債権が異動した後に完済が終了し、無事に支払いが完了したということになります。
ですが、この「異動」情報が残ってしまうと、保有期限が終了するまでは、ほぼ他の金融審査には通らない状態になってしまいます。
ちなみに「終了状況」の部分は「完了」以外にもいくつかの用語がありますので、知っておくと便利です。
完了…支払いが完了し、契約が終了したもの
本人以外弁済…契約者以外から支払いがされたもの
貸倒…カード会社が貸倒として処理したもの
移管終了…一本化するために契約が終了したもの
法廷免責…いわゆる債務整理(自己破産)をした場合
空欄…契約が継続中
「お支払の状況」でチェックしておくべきは「完了」や「空欄」であれば、カードローンなどの金融審査では特に問題がないということ。
ただし、それ以外の文字が書かれてある場合は要注意!
特に法廷免責の場合は、過払い金請求などで借金を減らした場合でも、貸金業者が法廷免責を付けてくる可能性があるので、この場合は弁護士を通じて異議申し立てをした方がよいかと思います。
この辺りの話になってくると、債務整理の話になってくるので詳しくは割愛しますが、カードローン審査の場合は「完了」や「空欄」の状態がベストだと思って下さい。
また、空欄の場合は「今現在も契約が継続中」という意味なので、もしカードローンなどの包括契約を終了させたい場合は、解約手続きを行うようにしましょう。
3.保有期限
次に保有期限と言うのがあります。これは契約が終了してからいつまで情報を残しますという期限になります。
通常であれば、契約が終了してから約5年ほどで信用情報から削除される仕組みになっていますが、事故情報や債務整理などを行った場合は最長で10年間は履歴が残ってしまうので注意してください。
4.登録内容
登録内容の項目は「割賦販売法」と「貸金業法」のどちらかに情報が載るようになっています。
キャプチャは、携帯電話の分割払いの履歴なので割賦販売法の登録内容になっていますが、これがクレジットカードやカードローンとなると貸金業法の登録内容に情報が載るようになっています。
割賦販売の場合は割賦残高が、貸金業法の場合は契約額が、それぞれ現在の借金として計算されるようになっています。
割賦販売も貸金業もどちらも総量規制の対象となるので、取得した信用情報のそれぞれの合計金額が年収の3分の1を超えると、新たなカードローン審査に通過するのは難しくなるので注意してください。
最新のCICの信用情報では事故情報がキレイに消えていた!
話が大きくそれてしまいましたが、今回の私の最新の信用情報では、さっきのキャプチャでお見せした携帯電話の事故情報がキレイに消えていました!
これで理論上なら新たな金融審査に通ることができるようになっている訳ですが、正直半信半疑な所も多いです。
ちなみに、今現在契約しているアメックスとJCBから途上与信のチェックが入っていました。
「途上与信」と言うのは、簡単に言えば「契約しているカード会社が、他社で契約中の利用状況に問題が無いかをチェックする」ことだと思えば分かりやすいかと思います。
要は「うちでは利用状況は良いみたいだけど、他社では何か問題起こしていないかな?」という意味合いで、時々カード会社が「途上与信」という名前で、定期的にチェックをしています。
この辺りの詳しい話は、また後日解説出来たらなと思います。
>>カードローンの途上与信とはなにか?(準備中)
さっそくJCBのアップグレードを申し込んでみた
今回はJCB・ザクラスを目指すための第一歩として、CICから信用情報を取得してみました。
本来ならCICの他にもJICCやJBAからも信用情報を取得した方がいいのですが、1社あたり1000円の手数料が掛かるので、とりあえずCICだけよかなぁと。
これまで住宅ローンやら新規のクレジットカード審査に散々落ちてきたのは、恐らくはこの携帯電話のブラックリストで間違いないかと思うので、ここからの審査結果が楽しみです。
今のところ、仕事でもクレジットカードを使うので、限度額が30万円の状態から100万円くらいに拡大してくれたらそれだけで十分嬉しいのですが、果たしてどうなることやら…
このJCBのアップグレードの審査で何か進展があれば、また改めて記事に書きたいと思います。
それでは!
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