以前、「カードローンとは何なのか?」でもカードローンとクレジットカードの違いを少しだけ解説をしました。
ただ、あの時は、カードローンの特徴のなかで、クレジットカードとの比較を出しただけなので、カードローンとクレジットカードの違いの十分な説明ができなかったかと思います。
そこで、今回は改めてカードローンとクレジットカードの基本的な違いについて解説したいと思います。
まずは、前回の記事でも紹介した「カードローンとクレジットカードの主な違い」のおさらいです。
カードローンとクレジットカードの違い
[table “80” not found /]結論から言えば、「まとまった金額を借りたいならカードローン」なのに対し、「少額をキャッシングしたい時はクレジットカード」という使い分けが分かりやすいかと思います。
とは言え、最近はカードローン・クレジットカードともに、色々な種類のカードが登場してきました。
なので、今回は次に紹介する7つのポイントから、カードローンとクレジットカードの違いについて掘り下げて考えて行きたいと思います。
あなたもこれから紹介する記事を読めば、カードローンとクレジットカードの違いがばっちり分かるので、しっかり読み進めて行って下さいね!
カードローンとクレジットカードの違い!7つのポイント!
カードローンとクレジットカードの違いについて、今回は次の7つの視点を用意しました。
1.審査基準はカードローンの方が厳しい?
審査基準はカードローンとクレジットカード、どちらの方が厳しいのか?
あなたは意外に思うかもしれませんが、実はカードローンの方が審査が厳しいときがあるんです。
一般的にはクレジットカードの方が審査が厳しいと思われがちですが、実際にはそうでもありません。
と言っても、クレジットカードの審査に落ちた人でも、カードローンの審査に通ることはあります。
大切なのは「カードローンであなたが希望する限度額」によって、審査の難易度が大きく変わるということ。
特にカードローンは総量規制の対象となっているので、あなたの年収の3分の1以上のお金を借りないことが、審査に通るための一つのポイントとなります。
カードローン審査に通るためのポイントはこちらの記事も合わせて参考にして頂けると幸いです。
2.審査スピードはカードローンが圧倒的に早い!
審査基準はあなたが希望する限度額によってはカードローンの方が厳しいです。
ただし、審査スピードやカード発行までの早さを比較すると、クレジットカードよりカードローンの方が圧倒的に早いです。
多くのカードローンが最短即日審査・即日発行なのに対し、クレジットカードは最短でもカード発行までに1週間ほどかかります。
しかもクレジットカードにキャッシング機能を持たせようとすると、さらに時間がかかるカードも多いです。
これはカードローンの方が「お金を借りたい」という緊急性に応えるために、カード会社が日々努力した結果だと言えます。
なので、もしあなたが「今すぐお金を借りたい!」というときには、迷わずカードローンを利用してみて下さい。
3.実はクレジットカードの金利は割高?
あなたは以外に思うかもしれませんが、実はカードローンよりクレジットカードの金利の方が割高に設定されているんです。
基本的にクレジットカードの金利は一律14.5%(年率)で設定されているのに対し、カードローンの金利は年率3.0%~18.0%に設定されています。
特に銀行カードローンになると年率1.7%~14.5%にまで引き下げられるので、まとまった金額をキャッシングしたいと思うなら間違いなくカードローンに軍配が上がります。
100万円未満 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 400万円 | 500万円 | 600万円 | 700万円 | 800万円 | 900万円 | 1,000万円 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱UFJ銀行※1 | 年13.6%-14.6% | 年13.6%-14.6% | 年10.6%-13.6% | 年7.6%-10.6% | 年6.1%-7.6% | 年1.8%-6.1% | ― | ― | ― | ― | ― |
三井住友銀行 | 年12.0%~14.5% | 年12.0%~14.5% | 年10.0%~12.0% | 年8.0%~10.0% | 年7.0%~8.0% | 年6.0%~7.0% | 年5.0%~6.0% | 年4.5%~5.0% | 年4.0%~4.5% | ― | ― |
みずほ銀行 | 年14.0% | 年12.0% | 年9.0% | 年7.0% | 年6.0% | 年5.0% | 年4.5% | 年4.5% | 年2.0% | ― | ― |
千葉銀行 | 年14.8% | 年9.0%-12.0% | 年9.0%-12.0% | 年6.0%-12.0% | 年5.5% | 年4.3% | 年4.0% | 年3.5% | 年1.7% | ― | ― |
愛媛銀行 | 年14.6% | 年14.6% | 年13.0% | 年10.8% | 年8.8% | 年5.0% | 年4.4% | 年4.4% | 年4.4% | ― | ― |
福岡銀行 | 年14.5% | 年14.5% | 年12.0% | 年10.0% | 年8.0% | 年7.0% | 年6.0% | 年5.0% | 年4.0% | 年3.0% | 年3.0% |
ファーストプレミアム | 年4.5%~9.5% | 年4.5%~9.5% | 年4.5%~8.5% | 年4.5%~6.5% | 年4.5%~5.5% | 年4.5%~5.5% | 年3.0%~4.5% | 年3.0%~4.5% | 年3.0%~4.5% | ― | ― |
このように限度額が100万円を超えてくると、間違いなくクレジットカードよりカードローンの方が金利が安くなってきます。
そう言う意味でも、まとまった金額を借りたいならカードローンの検討を積極的に行ってみて下さい。
4.サービス内容の多彩さはクレジットカードが優秀
このブログは「カードローンの審査基準を語るブログ」なので、一応カードローンの良さを伝えるために作っています。
ただ、私の正直な意見としては、サービス内容の多彩さに関しては、明らかにクレジットカードの方が充実していると思います。
と言うのも、クレジットカードには「ポイントサービス、ネットショッピングでの利便性、キャッシングサービス、リボ払い」など、色々なサービスをこれでもかと言うくらい充実させています。
しかも、海外での買い物に利用できるほか、海外のATMにクレジットカードを差し込めば、そのまま現地通貨でキャッシングできるカードも増えました。
他にも、クレジットカードの付帯サービスや提携カードの独自サービスなど、色々な恩恵を受けられるのはクレジットカードならではです。
普段使いの利便性で言えば、間違いなく私はクレジットカードをおすすめしたいと思っています。
5.まとまったキャッシングは断然カードローン!
ただし、クレジットカードの場合、利便性は高くても、分割やリボ払いを選択した時の金利の高さが気になります。
また、クレジットカードだとキャッシングできる金額に制限が多いのはマイナス。
実際、どれだけ年収が高い人でもクレジットカードのキャッシング枠は100万円程度になることが多いです。
その点、カードローンなら最大キャッシング枠が1,000万円というのも登場しています。
もちろん、総量規制の関係でそこまでの大金を借りれる人はまずいませんが、それでも会社に勤める正社員であれば限度額300万円までは引き出せることは多いです。
つまり、リフォーム費用や教育資金、留学資金など、まとまった金額を現金で用意したい時にはカードローンが圧倒的に便利ということ。
もちろん、生活費の補てんにもカードローンは使えるので、あなたの状況に応じてうまく利用して下さい。
6.返済方法はカードローンの方が柔軟?
最後の比較ポイントとして、カードローンの方がもしもの返済の時に対応が柔軟であるということです。
例えば「カードの支払いが難しいとき」や「今月の返済額を少なくして欲しい」という時には、カードローンの方が柔軟に対応してくれるケースが多いです。
実際にあるカードローンの対応例
- 当月は金利の返済だけにしてくれた
- 返済期限を1週間待ってくれた
- 毎月の返済額の見直しをしてくれた
- 金利の見直しをしてくれた など
実はカードローンの方が返済に困ったときの対応策が色々と用意されています。
また、最近は強引な取り立てなども絶対に起こらないので、そう言う意味でもカードの支払いに困ったときは、カードローンの方が安心して利用できると言えます。
その他、クレジットカードは口座引落しか対応してないのに対し、カードローンなら提携ATMでの返済・口座振込・口座引落など、色々な支払方法に対応しているのも特徴の一つと言えます。
7.クレジットカードのキャッシングは一括払いが基本
カードローンとクレジットカードの違いを比較するとき、意外と多くの人が知らないのが「クレジットカードのキャッシングは一括払いが基本」ということです。
確かに、クレジットカードはショッピング枠の利用額は分割やリボ払いが可能です。
ただし、キャッシング枠で利用した金額に関しては、今でも一括払いが基本になっているカードが多いです。
そのため、クレジットカードでキャッシング枠を多く利用してしまうと、翌月の支払いで大変な思いをすることになります。
その点、カードローンはリボ払いで返済ができるので、毎月の返済計画も立てやすいのが特徴です。
その他、カードローンとクレジットカードの違い
蛇足かもしれませんが、その他、カードローンとクレジットカードの違いについて簡単にまとめた表を作りました。
カードローン | クレジットカード | |
---|---|---|
審査スピード | 最短30分 | 最短2営業日 |
カード発行 | 最短即日 | 1~2週間程度 |
金利(年率) | 3.0%~18.0% | 14.5%(リボ・分割) |
支払方法 | ATMなどから返済 | 口座引落 |
限度額 | 最大800万円 | 200万円前後 |
利用シーン | 現金決済の店舗で利用 | ネットショッピングなど |
ポイント | つかない | 還元率0.5%程度 |
審査の難易度は両方とも「普通」としてありますが、これは住宅ローンや自動車ローンと比較した場合の難しさを基準にした場合の話です。
恐らく限度額が50万円未満であれば、クレジットカードの方が審査が厳しく、限度額が100万円を超えてくるとカードローンの方が審査が厳しいと予想されます。
また、実際には各カード会社が提携している保証会社の保証を受けられるかで審査が決まるので、保証会社次第というところがあります。
とは言え、別にパートやアルバイトだからと言って、カードローン審査を諦める必要はどこにもありません。
たとえあなたが正社員じゃなかったとしても、最近はカードローンやクレジットカードの審査に通る人がとても増えてきました。
詳細な審査基準に関しては、カードローンの審査基準を読み返しながら、あなたに最適なカードローンをぜひ発見してみて下さいね!
参考記事
カードローンの審査に通らないときはどうしたらいいのか?
カードローンとクレジットカードは利用シーンに応じて使い分ける!
今回はカードローンとクレジットカードの違いについて、7つのポイントから比較して解説をしてきました。
かなり文章が長くなったので、最後にもう一度、簡単にまとめておさらいしたいと思います。
カードローン | クレジットカード | |
---|---|---|
審査スピード | 最短即日 | 最短1週間 |
金利(年率) | 3.0%~18.0% | 14.5% |
サービス内容 | キャッシングのみ | ポイントサービスなど多彩 |
キャッシング枠 | 最大1,000万円 | 多くて100万円まで |
返済方法 | ATM,振込,引落など | 口座引落のみ |
一括返済 | リボ払い | 一括返済が多い |
最終的な結論としては「あなたの利用目的や利用シーンに応じて使い分けるのがベスト」ということで間違いないと思います。
基本的にカードローンは、生活費の補てんや教育資金や医療費の建て替えなど、クレジットカードではできない現金決済のシーンで力を発揮します。
それに対しクレジットカードは、ネットショッピングや海外でのキャッシングなどで、大きく活躍します。
同じキャッシングサービスでも、今回解説したようにカードローンとクレジットカードでは色々な違いがあるので、あなたの利用目的や利用シーンに合わせて、上手く使い分けて下さいね!
カードローンの基本的なこと
カードローンの違いを比較
- 1.キャッシングとの違い
- 3.フリーローンとの違い
各貸金業者の特徴
カードローンの審査について
- 1.審査の必要書類
- 2.カードローンの審査時間
- 3.収入証明書なしとは?
カード選びに迷ったらコレ!おすすめカードローンのまとめ!
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックなら、全国どこにいても口座開設なしで土日祝でもカードを受け取れるのが特徴です。
また、勤務先への電話確認を避けたい場合にも、本人確認の電話が掛かってきたタイミングで相談すれば、在籍確認の方法を相談できるのも嬉しい特徴です。
バンクイックなら毎月の返済額が月々1000円~、金利は年率1.8%~14.6%で利用できるので、今すぐキャッシングできるかお試し診断で今すぐ調べてみましょう!
※バンクイックカードを即日発行する場合、発行日の翌営業日以降、審査の結果により利用が可能になります。
SMBCモビットなら、WEB完結申込を利用することで会社への電話確認なしで審査を完了できるので安心です。
しかも、最短30分で審査が完了するので、今から申込みを済ませれば、あなたの携帯や勤務先に電話が掛かることなく、仕事帰りにキャッシングすることができちゃいます。
SMBCモビットならあなたの年収に応じた限度額と金利で契約できるので、返済負担も重くなりにくく、初めてカードローンを利用するあなたにとてもおすすめですよ。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
三井住友銀行カードローンなら、毎月の返済額が2000円から持つことができる、とても返済負担が軽い銀行カードローンとして人気があります。
普通預金の口座開設なしで審査が完了するので、三井住友銀行の口座がない人も口座開設なしで審査を申込めるのが特徴で、審査に必要な書類も最小限で申込めるのも人気の秘密です。
あなたも三井住友銀行カードローンを利用すれば、毎月の返済負担や金利も軽い状態でお金を借りることができますよ。
※事業性資金にはご利用いただけません