「今月お金がない…」
「生活費がピンチだ…」
こんな時にあなたの心強い味方になってくれるのがカードローン。
ですが、カードローンの歴史はまだまだ浅く、カードローンが登場するまでは消費者金融からのキャッシングや、銀行が提供するフリーローンを利用するのが一般的でした。
最近は銀行もカードローンを発行するようになり、フリーローンの存在意義が薄れつつあります。
それはカードローンの方が、審査スピードが速く、限度額の範囲内で何度でも借入と返済を行える「利便性の高さ」が人気になっているからです。
カードローンがフリーローンより優れているポイント!
実際にフリーローンを申し込んでみると分かりますが、フリーローンは一度お金を借りると、完済するまで追加融資を受けることができません。
しかも、追加融資を申し込む度に審査の手続きが必要になるなどの手間もかかってしまいます。
その点、カードローンは最短即日キャッシングもできるうえ、増額審査などもいつでも申し込めます。
こういった利便性の違いから、最近は銀行もフリーローンよりもカードローンの発行に力を入れるようになりました。
ですが、実際にはフリーローンにはフリーローンなりの有効な活用方法が残されています。
また、多くのサイトが「カードローン=フリーローン」といった間違った解説をしているのも残念でなりません。
そこで今回は、多くのサイトが勘違いしている、カードローンとフリーローンの違いについて改めて解説したいと思います。
カードローンとフリーローンの違いが一目で分かる比較表
まずは、あなたにもカードローンとフリーローンの違いを一発で理解してもらうため、下のような比較表を作成してみました。
カードローン | フリーローン | |
---|---|---|
利用目的 | 使い方自由 | 使い方自由 |
返済方法 | 種類が豊富 | 振込返済のみ |
借入方法 | 種類が豊富 | 振込のみ |
追加融資 | いつでもOK | 再審査が必要 |
金利(年率) | 3.0%-18.0% | 5.0%-12.0% |
審査時間 | 最短30分 | 1週間ほど |
フリーローンの名前は銀行によって名前が変わりますが、三菱UFJ銀行の多目的ローンの場合、限度額が50万円~300万円となっています。
それに対し、同じ三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の限度額は最大で500万円。
同じ銀行が提供するローン商品でも、限度額に大きな違いがあります。
また、フリーローンは生活費の補てんやローンの一本化には利用できないケースがほとんど。
主に結婚資金や教育資金、歯の治療費などの目的でしかフローローンを組めない商品になっています。(詳しくは「よくある質問」参照)
それに対し、カードローンなら生活費や医療費の立替など幅広い目的で利用することができます。
つまり、「借りれる限度額の大きさ」や「利用目的の範囲の広さ」からみても、フリーローンよりもカードローンの方が優れていると言えます。
カードローンとフリーローンの違い その1
- フリーローンは生活費目的では借りれない
- カードローンなら使途自由で借りれる
- 限度額もカードローンの方が高い
そもそもフリーローンとは何だったのか?
では、これだけ銀行カードローンが普及したいま、フリーローンとは一体何だったのか?
あなたにもそんな疑問が湧いてくるかと思います。
そもそも銀行は住宅ローンやマイカーローンなど、利用目的がはっきりした場合しか融資を行ってきませんでした。
ただ、時代が進むにつれ、挙式費用やハネムーン旅行のお金、歯列矯正やインプラントなどの治療費、子どもの留学費用など、お金が必要なシーンがたくさん増えてきました。
それを受け銀行側もフリーローンという名前で商品を作り、各目的別で融資を行うようになったのが始まりです。
そのため、もともとフリーローンは生活費の補てんを対象にして作られたものではないため、今もその名残で生活費の補てん目的では融資をしない銀行が多いのです。
ただ最近は、貸金業法などの改正により、銀行の傘下に消費者金融が加わるようになりました。
その結果、消費者金融がこれまで行ってきたキャッシングサービスのノウハウを銀行も知ることができ、結果、銀行も生活費の補てん目的で融資を行えるカードローンの発行を行うようになったのです。
※実際には、銀行が政府のマイナス金利政策などにより、自分たちでお金を稼がないといけなくなったため、小口融資にも手を出さないと生き残れない状況に迫られている背景などもあると考えられます。
主な銀行のフリーローン金利のまとめ
そんな今は時代の無用の産物になった銀行のフリーローンですが、せっかくなので主な銀行のフリーローンの商品情報をまとめました。
最低年収 | 限度額 | 借入期間 | |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 200万円 | 最大300万円 | 最長10年 |
三井住友銀行 | 200万円 | 最大300万円 | 最長10年 |
みずほ銀行 | 200万円 | 最大300万円 | 最長7年 |
りそな銀行 | 400万円 | 最大500万円 | 最長10年 |
千葉銀行 | 不明 | 最大500万円 | 最長7年 |
横浜銀行 | 不明 | 最大1,000万円 | 最長10年 |
オリックス銀行 | 400万円 | 最大800万円 | 最長8年 |
詳細については各銀行のホームページを参考にして頂きたいのですが、一部の銀行ではローンの一本化や借り換えにも対応したフリーローンを提供しています。
また、年収の条件などは厳しいですが、あなたが借りる目的によってはフリーローンを利用した方が安い金利で借りることも可能です。
フリーローンでお金を借りると、追加融資を希望する度に審査が必要ですが「一度きりの融資で十分」と言う場合にはフリーローンの検討もされてみて下さい。
カードローンとはフリーローンのデメリットを改善したサービス
ここまではフリーローンの概要や特徴を中心に解説してきましたが、ここで改めてカードローンが持っている特徴について解説したいと思います。
銀行側の色々な事情があるとはいえ、これだけ銀行カードローンに人気が集まっているのは、フリーローンの問題点を克服したからだと言えます。
フリーローンにはないカードローンの特徴
ざっと思いつくだけ挙げても、カードローンにはこれだけのメリットがあると言えます。
ただし、あなたが借りる目的や内容によっては、フリーローンの方が低金利で済むケースも多い点には注意が必要です。
最終的にはあなたの利用目的や返済計画に合わせて、カードローンとフリーローンのどちらの方が有利かを考えてから、審査を申し込むようにしましょう。
1.審査スピードが速い
まずカードローンとフリーローンとの最大の違いは「審査スピードの速さ」にあります。
フリーローンを申し込んだ場合、審査結果が届くのは最短4営業日ほど掛かることが多いです。
それに対しカードローンなら最短1時間程度で審査結果が届く仕組みになっています。
つまり「今すぐお金を借りたい」「即日キャッシングしたい」と言う時には、圧倒的にカードローンの方が便利だと言えます。
また融資完了までもカードローンの方が早く、最近は自動契約機などを利用すれば、審査を申し込んだその日のうちにキャッシングできます。
2.増額審査もすぐに行える
フリーローンで融資を受けた場合、完済するまでは追加で融資を受けることができません。
それに対し、カードローンなら、今の限度額よりもさらにお金を借りたいというときに増額審査を申し込むことができます。
その上、増額審査の審査時間も最短1時間くらいで完了するので、増額審査のスピードもカードローンの方が圧倒的に早いと言えます。
3.手続きや利用方法が簡単
また、ここまでカードローンが一気に普及したのは、フリーローンには無かった「手続きの簡略化」や「利用方法の分かりやすさ」に要因があると言えます。
フリーローンの場合、審査に必要な書類や条件も多く、わざわざ銀行窓口まで足を運ぶ必要があるのがほとんど。
それに対し、カードローンはあなたのスマホから簡単に審査を申し込めるだけでなく、必要な書類も運転免許証だけでOKという所が増えました。
こういった手続きの簡単さもカードローンが広まった要因と言えます。
また、実際にカードローンを受取ったあとは、銀行のキャッシュカード感覚で利用できる「使いやすさ」もここまでカードローンが広がった一因だと言えます。
こうした利便性の高さは、これまでのフリーローンにはなかったカードローンの特徴だと言えます。
4.何度でも利用できる
さらにカードローンは「限度額の範囲内であれば何度でもキャッシングできる」というメリットがあります。
フリーローンだと、一度融資を受けたら完済するまでは追加融資を受けられません。
それに対し、カードローンなら一度契約した限度額の範囲内であれば、解約を申し出ない限り、何度でもキャッシングできます。
そのため、引越し費用や教育目的でカードローンで借りても、限度額に空きがあれば、審査なしで追加キャッシングができます。
限度額の大きいカードローンを1枚用意しておけば、いざというときに素早くお金を借りることができるので、安心感にも繋がると言えます。
5.返済方法の種類が豊富で安心
カードローンを利用すれば、あなたも返済方法の豊富さにも驚かされると思います。
フリーローンでお金を借りると、返済方法の多くは口座引落を設定されてしまいますが、カードローンは違います。
カードローンなら、口座引落だけでなく、提携ATMからの返済、振込での返済も可能になっています。
口座引落を利用せずにキャッシングできるので、あなたの大切な家族に通帳を見られた時も、お金を借りていることに気付かれる心配がありません。
カードローンを利用すれば、提携ATMの操作から返済できるので、誰にも気付かれずに安心して返済を続けられるんです。
6.繰り上げ返済も簡単にできる
「余裕があるときに多めに返済しよう」
フリーローンに限らず、住宅ローンでも繰り上げ返済機能はありますよね。
ですが、実際には繰り上げ返済の手続きが面倒で、一度もできないまま返済期間を迎えてしまった経験、あなたにもありませんか?
その点、カードローンなら、提携ATMにカードを差し込むだけで、1000円単位で繰り上げ返済を行うことができるんです。
しかもカードローンの繰り上げ返済にかかる手数料は0円で操作が可能。
だからこそ、カードローンを上手に利用すれば、返せるときに多めに返せる、効率的な返済計画を組むことができるんです。
7.返済の相談も気軽にできる
カードローンの最後の特徴として「返済の相談も気軽にできる」という点があります。
フリーローンや住宅ローンで返済に困ってしまった場合、なかなか返済の相談ってできませんよね?
カードローンなら、万が一返済に困った月があったとしても、当月の利息分だけの支払いだけにしてくれるなどの対処を行ってくれるんです。
他にも返済期日の延長や、毎月の支払金利の見直しなど、いつでも返済の相談をすることができて安心です。
借りてからも安心して利用を続けられるのがカードローンの隠れたメリットだと言えます。
フリーローンにも賢い活用方法はあります!
今回はカードローンとフリーローンの違いについて、基本的な仕組みの違いや、それぞれの特徴について解説をしました。
主にカードローンのメリットや特徴を中心に解説することになりましたが、フリーローンが決してサービスの内容として劣っている訳ではありません。
フリーローンを利用するメリット!
- カードローンより低金利
- 借り過ぎる心配がない
- 利用目的をはっきりできる
確かにフリーローンは審査手続きに面倒臭さを感じてしまいますが、カードローンよりも低金利で借りやすい点は大きなメリットだと言えます。
その分、追加融資を受けにくいのは難点ですが、裏を返せば、借り過ぎる心配がないとも言えます。
また、フリーローンを申し込む場合は、おまとめ目的や教育資金、結婚資金など、目的意識をはっきりさせてから借りることになるので、返済への意識も高まりやすいです。
この様に、フリーローンは利用目的をはっきりさせたい人には、低金利で借りれるとても便利なキャッシングサービスだと言えます。
逆にカードローンは、キャッシング内容や利用目的に柔軟性を持たせて、素早く融資を受取りたい人におすすめのサービスだと言えます。
カードローン | フリーローン | |
---|---|---|
利用目的 | 使途自由 | 使い道ははっきりと |
金利(年率) | 3.0%-18.0% | 5.0%-12.0% |
返済方法 | ATM,振込,口座振替など | 口座振替のみ |
増額審査 | いつでもOK | 再審査が必要 |
こんな人におすすめ | 今すぐ借りたい人 | 計画的に借りたい人 |
今の時代「スピードが重要」とはよく言われますが、早さだけでなく計画性もとても大切。
お金を借りるときはあなたの目的意識をはっきりさせて「何の目的でキャッシングしようとしているのか?」じっくり考えてから、申し込むようにして下さい。
きっとここまで読み切ったあなたなら、あなた自身の目的に合わせて、カードローンとフリーローンを上手に使い分けることができますよ!
カード選びに迷ったらコレ!おすすめカードローンのまとめ!
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックなら、全国どこにいても口座開設なしで土日祝でもカードを受け取れるのが特徴です。
また、勤務先への電話確認を避けたい場合にも、本人確認の電話が掛かってきたタイミングで相談すれば、在籍確認の方法を相談できるのも嬉しい特徴です。
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※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
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